転職後に苦労しないために1年は頑張って

仕事をしていてつらい時、頭によぎるのが“転職”です。
責任重大の看護師業務の中で辞めたいと思っても、なかなか思い切れないものですし、タイミングが今で良いのかわからないものです。
“今の職場を抜け出すのが先か、転職先で困らないように技術を習得するのが先か”
そんな悩みを抱えた看護師さん方のために転職経験のある方々の体験談を集めました。
是非失敗しない転職に役立てていただければ幸いです。

30代の女性からの体験談
職歴:総合病院内科3年、内科クリニック5年

看護大学を卒業後、総合病院の循環器疾患を中心とする内科と放射線科の混合病棟に就職していました。
3年目でプリセプター、リーダー教育を受け多忙な毎日を送っていましたが、その頃に転職を決意しました。
その後は内科のクリニックに就職し、そして結婚、妊娠に伴い5年で退職しました。

救急患者の多い病院での新人生活

新人の頃はまず地方の県立病院で働き始めました。3次救急を受け入れていたので救急患者も多かったです。
色んな症例を診れるからと研修医も毎年大勢来ていました。

バックアップも厚かった新人指導体制

プリセプター制度で3年目の先輩に指導頂いていました。プリセプターだけでなくチームリーダーや教育委員さんのバックアップ体制も手厚かったです。

勤務時間外でも助けたくれた先輩

技術がなかなか上達せず、患者さんから拒否されたことがありました。それが新人の時一番辛かったです。
採血が苦手で、発熱が続く患者さんの血液培養をとろうとしたら断られてしまいました。
その時、夜勤帯だったのでちょうど代わってもらえる人もいなかったため、勤務時間外のプリセプターに助けてもらって事なきを得ました。

先輩にさせてしまった後処理

新人の時の失敗で思い出すのが、ウロバック交換をした後ストッパーを止める筈がし忘れてしまい、夜勤帯の先輩に尿の片づけをさせてしまったことです。
同じ先輩に2度やってしまい、ミスを1度で終わらせられなかったのが悔しかったです。

それでも辞めたいとは思わなかった

課題が多く、夜遅くまでかかって提出しても、修正箇所ばかりでなかなか受け取ってもらえないときは体力的にしんどかったです。
新人だから仕方ない、と1年は我慢しようと思っていたのでこの時は転職には至りませんでした。

2年目になったら言えない

新人の頃は、分からないので教えてくださいと言える短い期間だと思います。
2年目になると後輩が入ってきてスタッフの目は新人に集まります。そしてここにくるとなかなか「教えてください」とは言いにくくなります。
それは転職先でも同じで、新しい職場であっても新人とはまた違います。
やったことのない手技をやることになっても自分から声を出さなければ誰も気づいてもらえないのです。
看護師の先輩に聞きにくいから、と主治医の先生をつかまえて質問することで学んだこともたくさんあります。

「教えてください」言って当然

新人期間は辛いのが当たり前だと思います。
周りの目は新人に集まるので気の抜けない日々が続きますが、逆に言えば「わからないので教えてください」と言える絶好のチャンスです。
もちろんまず自分で調べないといけませんが、どんどん周りに声をかけて、どんどん成長してください。
転職後に苦労しないためにも1年はちゃんと経験を積んで欲しいと思います。